「第69回京都府発明考案功労者表彰」において2件の「入賞」を受賞 ~ラベル発行のメンテナンス負担軽減と、通院患者様の待ち時間短縮を支える技術が評価~
2025/04/15
株式会社イシダはこのたび、京都府が主催する「第69回京都府発明考案功労者表彰」において、当社のラベルプリンタに関する発明、および案内受信器自動発行装置に関する発明の計2件が「入賞」を受賞しましたことをお知らせいたします。
京都府発明考案功労者表彰は、優れた発明・考案を通じて、京都府の産業振興に貢献した功績を称えるものです。今回、食品流通や医療の現場において、日々の運用負担や待ち時間といった課題を着実に改善してきた当社の取り組みが評価されました。
4月15日、京都府民ホール・アルティにて表彰式が行われました。
【入賞】
受賞対象:ラベルプリンタ(特許第7154580号)
■ 発明の概要
スーパーのバックヤードなどで使用される自動計量包装値付機「WM-AIシリーズ」に搭載された、台紙レスラベル用プリンタの技術です。台紙のないラベルは環境負荷が低い一方、ラベル端部から漏れ出た糊が装置のローラに付着し、回転不良や頻繁な清掃が必要になる課題がありました。本発明は、ローラの端部に独自の「溝」を設けることで糊の付着を劇的に抑制し、安定したラベル搬送を実現しました。
■ 開発の背景とメリット
環境意識の高まりから台紙レスラベルの普及が進む中、現場での清掃負担の軽減と稼働率の向上が求められていました。本技術の導入により、以下の成果を実現しました。
・メンテナンス性の飛躍的な向上: 従来は約9.6万回の発行で糊詰まりによる清掃が必要でしたが、約150万回(従来比15倍以上)の発行でも回転不良が発生しない高い耐久性を実現(社内検証による実績)。
・清掃負担の軽減: 毎日必要だったローラ清掃の作業が大幅に楽になり、店舗スタッフの作業効率向上に貢献。
・環境貢献: 糊詰まりのトラブルを解消することで、廃棄物を出さない台紙レスラベルの安定運用を支え、脱プラスチック・省資源化を推進。
・安定稼働による損失防止: 装置の停止リスクを低減し、繁忙期の包装・値付け作業を止めない安定した店舗運営をサポート。


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【入賞】
受賞対象:案内受信器自動発行装置(特許第7001261号)
■ 発明の概要
大規模病院などの再来受付機において、患者様に渡される「案内受信器」を自動発行する装置の制御技術です。発行口の直前に2枚以上の受信器を待機(ストック)させる場所を設けることで、患者様が集中する時間帯でも途切れることなく連続発行を可能にしました。
■ 開発の背景とメリット
病院の開院直後など、短時間に多くの患者様が来院される際、従来機では受信器の準備が間に合わず、発行待ちの列が発生することが課題でした。本技術の導入により、以下の成果を実現しました。
・待ち時間の大幅短縮: 従来と比べて発行時間を約45秒(17%)短縮し、混雑緩和に大きく貢献(11人連続で発行した場合のシミュレーション)。
・患者様の負担軽減: 受付待ちの列を短くすることで、体調不良の方や高齢の患者様が長時間立って並ぶ身体的負担を軽減。
・病院運営の効率化: スムーズな受付により、朝の混雑時におけるスタッフの誘導負担を減らし、サービス品質の向上を実現。
・大型ディスプレイの採用: 視認性の高い4.2インチディスプレイを搭載した受信器を最大180枚収容し、大規模病院の運用にも柔軟に対応。

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当社は今後も、現場で培った知見と技術力を活かした新たな価値創出により、お客様の課題解決と社会の発展に貢献してまいります。
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